週末に、当地で毎年開催されているJazz Festivalに行ってきました!
断食中だったのですが、なんだかデートと重なって、ウヤムヤに断食は終了してしまいました(笑) 水だけ断食はちょっと厳しい断食なので復食にもっと配慮した方が良いのでしょうが、断食慣れして、今回は、禁破りでちょこっと食べたりしてたのも幸いして(笑)何という事も無く、突然に普通食に戻ってしまいました。 木曜午後、週末の始まり。ランチは私がパスタとサラダを作って、家で軽く頂いて、それからJazz Festivalに行きました。 その日のメインは10:30~の「クール&ザ・ギャング」。「ねえ、これってJAZZ???」彼も「うーん、違うような気がするけど?」って感じだったけど、この週末のデートはこれに参加しようって事になっていた。 バージンCD屋でチケットを売っているというので、行ってみたら、「通しチケットしかない。会場で買ってくれ。」と言われたので買わなかった。ジャズ祭りは3日間開催なのである。 このジャズ祭り、某日本企業がメインスポンサーになっており(メインスポンサーは幾つかある)、毎年、著名な日本人音楽家(と言っても私は知らなかったけど・笑)を呼んで、ちょっとした催し物を開催している。 そんな関係で、私が「幽霊会員」になっている日本人会のお知らせメールで、この世界的に有名なドラマーの人が来るのを知ったのである。 が、そのメーリングリストの説明の仕方で、何故かドラマーを「和太鼓」の人と間と勘違いしていた。他の友人も同様で、「メールのお知らせには、世界で有名ってあったけど、一体、和太鼓でどんな風にして世界を納得させたのかしら?」と言っていたのだ。 そのメールには、「英国のドラム専門誌(そんなん、あるんですね!)で、世界一となった。」とあったのです。 さて、会場に到着してみると、某企業のテントが目の前。チケット売り場はどこだか分からなくて、そのテントに直行してしまいました。既に「ドラムクリニック」が始まっていたのである。 中に入ってみると、痩せ型の日本人男性がドラムを叩いている(笑)「あー、シンセサイザーでメロディ作ってんだなあ。」と思って聴いていた。 さすがに、ドラムの腕前は素晴らしかった。私はそういうのに全然詳しくないが、「これは名人技」というのは分かった。 その後、ドラマーが説明してくれた。 なんと、最近のドラムはシンセサイザーのキーボードと同じ要領で、叩くとプログラムした音、が出るのだそうだ。 一つのドラムに3個ほど音がInputしてあるそうで、それが音階を伴う音であれば、ドラムを叩きながらメロディを作れる(?)のである。 いやー、ビックリしました(笑) そして、ドラマーの手さばき!(っていうの?) 彼は興がノッてくると「ニコニコ」笑いながらドラムと一体化しているのである。その素晴らしさというか、感動は私の胸に直に伝わってきた。 いやー、巣晴らしかった!! 彼は合間にトツトツと英語で語るのだが、それも素朴でとても良かった。ドラムを始めたのは18才の時。今から30年前、と言ってたので、48歳!!! 私は30代かと思いました(笑) その頃、ドラム教室も先生もいなかったので、好きなドラマーの音楽を「耳で覚えて」模倣から始まったそうです。 そして模倣しながら、「自分流にスパイスを加える」事が大切、と名人は語っていました。 彼が18歳の頃に夢中で模倣したというドラムのリズムを披露してくれた。ゆっくり叩くと、それは簡単なリズム。右、左、左、右、右、と名人はゆっくりドラムを叩きます。 そして徐々に加速していきます。その単純なリズムが、ものすごい「ビート」に生まれ変わります! スピード!凄かった。 そして名人が模倣に加えたという「シンバルの音」を混ぜながら、名人技を披露してくれた。 なんてことなさそうに、叩いているけど、凄かった。 いやー、名人って凄い。 そして、彼はこの趣味を職業として30年。好きなことをただしていたら、名人になったのだろうか?(笑) 聞けば、大昔「カシオペア」というフュージョンバンドがあったが、彼はそこのドラマーだったそうだ。 日本人のせいか何か、「職人」という感じがする人であった。私は行列してサインじゃなく、一緒に写真を撮って貰いました!(笑) 名人はその後、ドラマーを目指す少年たちに、トツトツと成功法を語っていた。 いわく、「練習するときはね、自分の弱点を中心に練習するの。毎日、毎日。するとね、いつか、弱点が長所になるのよ。弱点があるという事は、素晴らしい練習課題がある、という事でとても良い事なんですよ。」 うーん。名人、凄い!! 名人は「俺は凄いだろ!」という感じが全く無く、自然で朴訥とした感じの人でした。 何事も名人芸に触れるって、いいですね!!
by almarai
| 2006-03-13 16:54
| 街のウワサ
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