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満月の下で300年後に旅をする!

最近出来たばかりのStable(馬小屋・・・というよか厩舎っていうの?)とポロクラブが併設された場所で、満月の銀色のあかりの下、ワークショップは開催された。

素晴らしい場所だった。私は高層建築より低層で大きい方が好き(イタリアの教会は別ね!)なのですが、そのまんま!ワークショップは外で、レストランの前の広いテラスで開催された。
テラスの前にだだっ広い平野が広がり、砂漠の真ん中で月明かりしかないため、それはまるで「海」のようにも見えた。
なんと、広大な芝生が敷き詰められた馬場であった。

米国人の先生は、一見、米国人観光客のオバチャン風であった。エメラルドグリーンのパンツにベスト。「シェアーズで買いました、って感じネ。」と友人。まさかこの人がその道30年、14冊も本を出し、会社も持ってて20人余りの作家の本を出版してるとは、誰も思わない・・・・そんな、フツーの人(一見)であった。

この土地の歴史の関係上、北米人にあまり会わない。ヨガの先生くらいです。欧米人でダントツに多いのが英国人。もう、どこに行っても出会います。なので、北米英語に慣れてないので、いつも聞き取り難いなあ、と思うのです、実は。

しかし、この先生。タダモノではないので(笑)、話出した途端に、人を引きずり込む何かがあります。淡々とした口調。速くも無く遅くもないトーンで淡々と話すのです。淡々と。
北米製作のTV番組みたいなオオゲサさも全く無く、自意識を誇示するような発言も全く無く、淡々と川の水流のようになめらかに、ワークショップは進行していきました。

まず最初にビジュアライゼーションの「練習」。目を閉じて横になって、「交通量の多い街角に立っていると想像して下さい。」そんな感じ。
先生いわく、「見る事から収集するインフォメーションはとても多い。イメージの中で味わう事、香りを嗅ぐ事は、なかなか難しい。」とも言っておられた。

さらに、「こんなイメージを見たけど、ウソでしょう?私の意識がデッチ上げたものでしょう?作り話でしょう?と言う人も多いですね。そう思った人は、『作り話の出所、或いは何故ストーリーをデッチ上げる必要があったか考えてみるといいですね。」と淡々と語っておられた。
「うーん、なるほどー!」と私は感心しました。

さすが30年に及ぶ経験。先生は、世界中を廻ってワークショップしてるそうです。催眠療法のベテランでもあるそうで。

さて私の過去世。イメージの中でトンネルを通って過去世に行くのだけど(笑)最初、風景を見た時に「ココはどこ?」という感じでした。先生のガイドに従って住宅や自分の服装に意識を持って行くと、それは北米大陸の先住民族の村、でございました(笑)

私はメディスンマンでしたが、聖なるメディスンマンというより、成人男子の多くはメディスンマンになっていた感じ。キレイに掃きこまれた家に住んでいたなあ。

先生の誘導で、「特別な日」にワープする。私には大変優秀な息子がいた。理知的な瞳をした、美しい青年であった。そして息子は私が所属する部族の族長になるのが決定した。それが特別な日、であった。
息子は私とは違う新しい世代らしく、戦いは自分達を守るため、攻撃は最大の防御と思ってるらしく、古い世代の私は、「穏便にすればいいものを・・・。」と思ったりしていた。

この美しい息子、友人のドイツ人かもなーと思った。私の言う事聞かないトコなんかそっくり(爆)

その後、「自分の守護天使に会う!」というワークをした。
私は既に「カイラス」というチベットの山の名前を付けたガイドを設定していたが(笑)素直に先生の誘導に従った。

森で出会った私のガイドは、なんと2次元の平面で登場!マンガの主人公?みたいな感じ。「長靴下のピッピ」の男の子版、ピーターパンみたいな悪ガキ(笑)であった。
これは意外だった(笑) 以前は、「マハリシ・マヘーシ・ヨギ」とかが鷹揚に現れたのに(爆)
今は「悪ガキ@平面体」である(笑)

この悪ガキガイドは、木の枝にスルリと座ったり、三日月にぶら下がったりして、落ち着きが無い(笑)名前を聞くと「カイラス!って言って欲しいんだろ?」なんて憎まれ口をきく(笑)
やっと聞き出したら「パピエット」と言っていた。

先生の誘導に従って、ガイドからとレジャーボックスを貰って、中味を確認する。箱を開けてみると、「1ディラハムコイン」(笑) 何だこれ?と聞くと、「アナタが時々コインをトスして占ってるでしょ?で、全然当たらないと思ってるでしょ?今度は精度上げておいたからね。でも、同じ問いに何度もトスしちゃだめよ。あと、お金が必要と思ったら、このコインが友達たくさん連れ来る事を思い出してね!」なーんて言っていた(笑)

ワークショップに参加した友人に後で聞いたら、ガイドは背中に大きな羽を生やした「聖人」の風貌の男性だったそう。ギフトは赤いもので、何だか分からなかったそうだ。そして「判断してはいけないよ。」とメッセージがあったそうだ。

その友人の娘は、「こんなガイド」とイラストを描いてくれた。男の子、なんだけど何故かスカートを穿いていて、雷小僧みたいな髪型であった(笑)ギフトは「ヘアピン」(爆)

この親子に「ガイドの名前は~?」と聞くと、同時に「マイケル!」(笑)
母親が、「ガイドは日本語でまいける、ではなくちゃんと英語でMichealって言ってたわよ。」と言っていた。
母娘はこういうワークショップ初体験だそうだが、半信半疑でも楽しんでいた様子でよかった、よかった。

最後は未来。今の人生の未来を見ると、結果への「執着」が起こるケースが多いと言う事で、先生は100年後、200年後、300年後の未来を設定してワークした。

私は300年後を選択した。
私が目にしたのは「想念のスープ」(笑) 私は肉体を持たず、掻き混ぜてるスープは「はじまりの始め」なんだそう(笑) 名前を聞けば「ゼウス」 どっかで聞いた・・・ギリシャ神話の神様??

先生の誘導で、特別な日とか、死ぬ時とかにワープするんだけど、神様ゼウスはそれが無い(笑)肉体も無いし、デキゴトも無い。で、結局私はそのワークは途中から寝てしまった(笑)
300年後、神様になってスープを掻き混ぜていた私は「あー、退屈だああ!」と思っていた(爆)
by almarai | 2005-11-17 17:42 | 修行日記
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