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コミュニケーションを考える 「目は口ほどにモノを言わず!」

何気に書いた、『語る背中』から派生して、コミュニケーションについて考えてみた。魔法使いらしい発想だ(笑)

えっと。私の師匠も言っていたし、広く書籍などにも書かれてる事であるが、人間同士のコミュニケーションで言葉(口語、つまり会話そのもの)というのは、その3%にも満たないそうである。
(師匠はNLPのマスターでもあったりするので、その辺、詳しい。)
いわく、ボディlanguage、目線、表情、ETC 、、人はいろんな道具を媒介にして、コミュニケーションしているのだ。

しかし、初めに言葉ありき!というではないか!はい、そうです。言葉はパワーであります。それは、言葉がイメージを喚起するからではないのか、と私は思うです。そしてイメージがさらにイメージを引き寄せて、いわゆる、実現化しちゃうんだと思うです。
って、それはチョット脇に置いといて、コミュニケーション!!

一般に、目は口ほどにモノを言ったり、優しい目、遠い目、いろんな目があったりもする。で、私は思ったです。
例えば、雑誌の顔アップの写真の肌を全部隠して、ホントに「目だけ」にしたら、それが笑っているのか、カッコつけてるのか、歓喜にむせんでるのか・・・・わかる???
あの、カラーコンタクトの宣伝みたいな「目だけ」の写真で感情まで分かる????
わかんないよねー(笑)

という事は、顔の「表情」の一部としての「目」なんではないか?ついでに言えば、頬や口元の動き、つまり、筋肉の動きと連動して、表情が出来上がり、目も、その一つなんでは?と。

或いは、筋肉の動き、例えば口元を上げただけで、目モトが写ってなくても「笑顔」と分かったりするわね。

何が言いたいかというと(笑)、同様に、背中の筋肉も「何かを語っている。」のではないか?という事である。
そか。筋肉が語る?のか?(笑)

ダイレクトのコミュニケーションでなくても、人は多分、どこかで繋がる。
先日、しみじみそう思う出来事
先日、私のお気に入りの英国人が、UKに帰って内臓に移転した癌の摘出手術を終えて戻って来た。その前の週に「早く良くなって!」カードをみんなで書いたばかりなのに、翌週、既にフツウの生活に戻っていたオドロキ!
日本だったら未だ、入院生活中であろう。

彼は手術跡の大きな縦の縫い目、を見せてくれた。
特に親しい人でもない。でも、いつもポジティブで明るい彼が私は好きだ。
2年前頃、2レベルの前立腺癌という事で、放射線治療とかしていたらしいが、彼はいつものようにビールを飲んでいたし、体重が落ちた様子もなかった。
いつもフツウにしていた、のである。

その日、趣味の会恒例で焚き火を囲んで、ガヤガヤしていた。彼はたまたま私の前に立っていたので、私は彼のガーディアンエンジェルというか、そういう存在に向けて、良くなるといいね、という感じのお祈りをしていた。もちろん、フツウに立って、人の話を聞いてるフリして片手に缶ビールなどを握り締め、一見しては誰からも私の行為はワカラナイ。

しかし、彼は気が付いていた。
何度も、何度も後ろを振り返っていた。気味悪かったのかしら?(爆)

その翌週も、彼は趣味の会にやって来た。フツウに挨拶なんかをして、フツウにしてるが、時折、彼はじっと私を見ていた。ああ、その、どーのこーの、つうんではなく(笑)、無意識に、って感じです。

良くなれ、良くなれ、良くなった!!そんな感じ?

彼が回復しても、個人的には別にあまり関係ないのですが、なぜだか、彼には何かの縁を感じたりしています。
意識下のコミュニケーションもあるんだな、というのを、しみじみと学習したのでした。


美しい背中を持つタンゴ・ダンサー。いつか私も!(笑)


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by almarai | 2005-11-12 01:12 | 修行日記
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