私が良く遊びに行く、ネット上のヨガの先生、雅子先生は凄い美貌のネコとNYで暮されてます!(ここで、カッコ良くURLなんかを文字の色変えて『雅子先生』をクリックすると、先生のブログが出る!なんてしたいけど、やり方知らない・・・)
雅子先生のネコは青い瞳の「拓王子様」で、まあー、美しいというか気品があるというか、なんかネコにしておくのがモッタイ無い、美猫ちゃんです。なんか随分と大きいらしいです。まさか、ヒツジくらいの大きさ・・・ってこたぁ、無いよね。 以前の楽天の日記にも、エレノア宅のヒーリングキャット『バンディット』の事は書いたのだけど。 バンディット、略して私は「ばーんでぃ」と読んでますが、バンちゃん、「喋る」んである。 呼べば「ぐるんにゃ」と独り言を言いながら(?)トコトコトコと走ってくる。 猫に詳しい人なら御存知でしょうが、猫って「目的のある歩き方」と「なんか、たらりと無目的なだらっとした歩き方」とある。無目的な場合、バンディはメス猫なので、お尻をあちこちになすり付けて、ウロウロしている。そのうちにすぐに横になるけど。 バンディは、エレノアの飼い犬老犬ティームに追いかけられ、エレノア宅のガレージ近辺の木に登って降りられずに鳴いてるところを、私とエレノアに救助されてから、ずっとエレノア宅に落ち着いてる「押しかけネコ」。 バンディが来る前に、既にエレノア宅には2匹の飼い猫がいた。飼い猫と言っても、いつも外にいるので私はエサを貰いに来る時しか見かけなかったが。 1匹はシャム猫のパンプキン。パンプキンは常にエレノア宅の側の「ゴミ箱」あたりに暮していて、一見、野良猫風(笑)どこで寝てるかしらないけど、家に帰ってくるのはエサ食べだけ。半野良生活みたいです。 そして、もう1匹は、噛みつき猫ファンタ。シマシマ模様のトラ猫ファンタ。ちょっと撫でるとすぐ齧るので、嫌われ者(笑)パンプキンほどではないが、やはり家で寝る習慣も無く、あまり家で見かける事も無かった。ファンタはとても「猫相」が悪くて(笑)怒ってる顔なのである。 そんな家に押しかけてきたバンディ。最初は家に入らず、ソロソロとお勝手口あたりに生息し、メイドからエサを貰って食べていたのであるが、あっという間に、警戒しながらではあったが、家の中に入って来る様になった。 子猫でなかなか可愛らしかったので、エレノアは飼い猫にすると決めたようだ。 この新しい闖入者に対して、半野良パンプキンは殆ど反応せず、が、怒る猫ファンタは縄張り意識か何か、子猫のバンディに噛み付くわ、襲い掛かるわで、大変な騒ぎであった。 子猫のバンディにみんな同情して、抱っこしたり、当時、ワークショップ開催中でエレノア宅に滞在していた師匠は自分のベッドにバンディを寝かす甘やかしぶり。 私も、バンディにだけ、美味しいエサを上げたり、散々甘やかしたのである。当時から、いたいけな子猫のバンディは「喋る猫」であった。思えば、成猫になった今より、子猫の頃の方が喋ってたかな。 「あん、あん、あーん」って感じで、人間に何か訴えたいような表情をして喋る。出かけて戻って来て抱き上げると、必ず「あんあんあん」と(笑) もう、半野良で殆ど家に居ない飼い猫しかいなかったので、もう、みんなでバンディ、バンディと可愛がったものである。 バンディはそのうち、エレノアの老犬ティームと一緒にエレノアのベッドに寝るようになった。なぜか、ティームもそれを許したのである。老犬ティームは17歳。もう耳が聞こえず、「ぼーーーう」っとした老犬になっていた。 バンディはベッドで丸まってるティームの尻尾に、ちょこちょこちょっかいを出してティームを起こしたり、怒らせたりして楽しんでいる様子。 ファンタは益々敵意を膨らませて、あんなに外猫してたのに、あまり外出しなくなった。それどころか、ほとんど感情の無い猫だったファンタが、いちいちバンディのする事を真似するようになったのだ(笑)真似するといっても、バンディ御用達のソファをぶん取ったりとか、バンディと犬と一緒にベッドで寝ようとしたりとか。 バンディはワードローブとか暗いところが大好きなので、人間がワードローブとか開けると、さーっとやって来て中に入る。エレノアが引き出しを開けてても、そこに突入する(笑) ある日、バンディが見えなくて大騒ぎして探してたら、ちゃっかりと、ワードローブで昼寝しておりました。ちゃんと自分でドアも開けたみたいで。 そしたら、いつの間にか、ファンタもワードローブで寝るようになりました(笑) バンディは老犬ティームといつも一緒。エレノアが自宅のオフィスに行けば、そこの床でティームは寝ています。バンディはデスクの上とかでまったり。エレノアがダイニングに行けばティームは床、バンディは椅子の上。 私達が庭で談笑していると、必ずバンディとティームは辺りに居ます。ファンタはここまで人間に馴れ親しんではいません。 そしてそのうち、ティームの散歩にバンディも必ずくっついてくるようになりました。が、そうはいってもネコなので、ギザギザに歩き、なかなか人間の跡をくっついてきません(笑) それでも、散歩に行くとなると、どこからかバンディは姿を表し、一緒にくっついてきます。本当に不思議なネコ。 最近のエレノアの報告によると、老犬ティームのボケがひどくなり、散歩中トイレに砂を掛けなかったりすると、(何しろ砂漠の土地なので犬がトイレしても熱波ですぐ乾燥しちゃうのだ。)、バンディがやって来て、ティームのトイレに砂をかけてるそうです!! 私が見ても、高齢でぼうーーっとしてたティームに、バンディが活気を与えてるような、そんな気がします。家に人がいない時は、バンディはずーっとティームと一緒です。 時々、このネコは自分の運命を知っていて、この家にやって来たのかな、と思います。 そんなバンディにも唯一困ったことが・・・・。 時々、トカゲやらサラマンダーやらを捕獲してきて、家の中に放出する事である。 エレノアがしばらく留守にして自宅に戻ると、だいたい翌日あたりにバンディからトカゲのプレゼントが(笑) 昆虫類が苦手な私は、それを発見するたびに絶叫するのでありました。 これがバンディット。
by almarai
| 2005-06-21 20:41
| 街のウワサ
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