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これからは、プーケット!でしょう。

私の住んでる国は、4年ほど前に法律が改正され、外国人が不動産を購入できるようになった。いや、正確には90年リース契約、である。
それまでは、外国人が貸家住まいしか選択肢がなかったわけであるが、この国でしばらく住んでみようと思ってる人や、祖国に帰ってもしょーがない人々(インド、パキスタン、イラン方面)等が、こぞって不動産を買い出したために、そりゃー、とんでもない勢いで、不動産価格も高騰したのである。
どれくらい高いか、つーと、東京近郊より高い。町田市とかの一戸建てより高い。

この国はバブルなのか何なのか、その急激は発展ぶりは凄い。住んでる住民でも、各種、雨後のタケノコのようにできあがる新プロジェクトに追いつかない。
ので、少し遠出(車で20分)すると、「ええ!何、あれーー?」という光景にでくわす。 異常なまでの発展を支える要素として、「広大な砂漠」がある。
東京とかNYとかの、既に街が出来上がった都市はそう簡単に再開発というわけにはいかない。
しかし、この国は、砂漠以外何も無い。そしてその砂漠も王様個人の所有物なので、所有権の問題がない。

つまり、地上げの必要、ないのである。
そして砂漠はそんなに勾配が無い。土木工事が比較的安易。雨も降らないし、建設工事に従事するワーカーは、インド、バングラディシュあたりから、激安ワーカーが、わんさと押し寄せている。 

お金とアイデア。この国の生き残りは、コレ。

さて、私の周りでも不動産法が改正されてから、新興住宅地に不動産を購入した人は多い。
が、中には、このあたりの政治的不安要素を考慮して、家でなく、大型クルーザーを購入した人もいる。
彼は、この国で20年。この国が、一夜にしてあっさりと法律を変えたり、都合のいいほうに何でも動かしてしまい事を熟知してる彼は、90年リース、が信じられないそうだ。
そして、爆弾の二つも落ちれば、この国は空っぽになるよ、と。
まあ、それも一理ある。

欧米人の比較的裕福な層は、ほぼ、不動産を取得済。不動産購入が自由化、といっても、限られた地域限定。Free Holdね。

そんな中で、今ひとつこの国が好きになれない人々、はどこに家を求めたかというと、

プーケット!


私の狭い世間で、ぬあんと、7家族!がプーケットに不動産を購入。
年寄りばかりではなく、30代カップルも多い。その一組は、クリスマス後に子供二人つれて、プーケットに移住、だそうだ。
他に米国人夫妻、豪州妻英国夫カップル、英国人一家(4組)という感じ。
これって、かなりのインパクト!

一昔前、英国人(この国は英国人が多い)は、スペインに不動産を買ってリタイアする、が多かったのだが、最近の傾向はプーケット?
友人いわく、ブリテッィシュカリキュラムの良い学校もできたし、インフラも整備されてるし、何と言っても気候が良い。
こんな砂漠でアラブ人に搾取されながら働くのはゴメンだし、夏は暑いし。プーケットには、ここに無い安らぎと、デモクラシーがある、のだそうだ。

うーん。

私は多少寒くても、雨が多くても、高い税金に文句言いながらも、人種差別なんかされたとしても、多少物価高くても、ヨーロッパの端っこで、乾燥した冬を過ごし、春の訪れをヨロコブような、そんな暮らしがいいなあ。

15年近くを過ごしてきて、もう、十分過ぎるぞ!という気分である。

余談ではあるが、Sが結婚した。イスラムの女性と結婚したので、書類上ではあるが、イスラム教に改宗して、「アブドラ」という名前になったと(笑)
「おめでとう、アブドラ!ところで最後に豚肉たべたの、いつ?」
「んと。今朝!」
爆笑
「で、アブドラ、新妻はどこ?」
「仕事!」

「アブドラ!新婚旅行は?」
「ハッジ!」(爆) なぜなら、明日からハッジ(巡礼)休暇、なのである。

「アブドラ。イスラム教徒になったから、奥さん、4人持てるね!」
「そうだよ。君を3番目の妻にしてやるよ!」
「ええ?二番目の席はもう予約済?」
「ああ、そうなんだよね。」
「でも、アブドラ。私、3番目の妻と思うと、気楽でいいわ。」
「オレ、本気だからね!」

そんな会話で盛り上がって大笑いしてたら、ニコニコした人が隣に立っていた。
私は結構酔っ払っていたので(笑)非常にフレンドリーな態度であった。
その人、ベルギー人で、この国の王室の建築家、だそうだ。
しつこく、「あなたは独身??」と聞いてくるので、「もちろーん!」と。
だって同居人、クリスマスでロンドンの娘達に会いに行っちゃうんだもんね!
そのベルギー人、カッコ良かったんである!(笑)
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by almarai | 2007-12-17 19:20 | 街のウワサ