<   2007年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

80万円のワインの香りは?Château Petrus 1970

しかし、世の中には、いろんな人がいるもんである。

この辺は、明日から(イスラム教は太陰暦を使用しているので、正確には本日の日没から)ラマダン!という事で、ラマダン中、酒屋がCloseするという事で、酒屋は酒のまとめ買いの人で、ごった返していた。
私も会社を午前中休んで買いにいったのである(笑) 

この国では、酒屋はあるけど、「許可証」が無いと、酒が購入できないシステムになっている。
その許可証には、毎月購入できる金額が決まっている。これは給料に準じて決められている。
そして、イスラム教徒には、発行されない。
レストラン等でも、アルコール販売ライセンスが異常に高い(年間2千万程度)ので、ホテルのように、いくつものレストランを併設していないと、単独で年間2千万のライセンスFeeは採算合わないし、許可も下り難いため、街のレストランでは酒類は一切販売されていない。

という事情があって、食事といえば、アルコールの飲めるホテルのレストラン、って事になるのである。

しかしながら、私が行ってきた「酒屋」は、砂漠の向こうの辺鄙な土地にあり、この「許可証」なしで、誰でも際限なく購入でき、しかも、許可証の要る酒屋では30%の酒税が課せられているが、この田舎の酒屋は無税、なのである。
高速でおよそ、1時間。友人の多くが、「Booze Trip」と称して、この田舎の酒屋で購入している。

そうそう、私は「アサヒ・スーパードライ」24缶入り、を約3,500円にて購入。世界中のビールが置いてあるが、アサヒはダントツに高かった(笑)が、たまには、いいじゃーん、って事で購入したのであった。

さて、昨夜、久しぶり(本人はちょうど2ヶ月ぶり、と言っていた)に戻ってきたBFとディナーに出かけた。安くしてくれるし、なかなかステーキも美味しいので、友人がマネージャーをしてるレストランに出かけた。
名の通った5ツ星ホテルなので、雰囲気もサービスも申し分なし。しかも、友人がいろいろサービスしてくれるので、通常価格より半分以下しか払っていない。

レストランは混んでいたので、ウェイティング・バーで、赤ワインを飲みながら席が空くのを待っていた。友人は「50%引きになるから、心配無いよ!」と言ってくれたが、一番安いアルゼンチン赤で、約1万円。でもこれ、田舎の酒屋では、1,200円くらいで売ってるんである。

二本目のワインを空けたのは、テーブルに移ってから。友人は仕事中だったので、あちこち飛び回っていそがしそうであった。
ウェイトレスが、私と彼のグラスに、すかさずワインを注ぐので、2本目のボトルが残り少なくなったところで、友人登場!

「何これ!アタシの分、ないじゃない!」

店が忙しいのも手伝って、彼女はイライラしていた。「すまん、すまん。ウェイトレスがどんどん、ついでくれちゃうもんで。。」なーんていいわけしても、彼女はイライラしたまま。
ま、そういう性格にも慣れてるので、私は特に気にもしなかった。

しばらくして食事が終わる頃、彼女が登場。彼女のグラスを差し出しながら、ワインの事を詫びると、「もういいの。 80万円のChâteau Petrus 1970をお客さんが空けて、それを頂いたから、こんな安いワインでPetrusの余韻をぶち壊したくないの。」

友人曰く、こういったトップクラスのワインは、そうそう出るものでもないそうだ。しかも、お客の持ち込みワイン。持ち込みといっても、その客は同系列のホテルに宿泊しており、そこのホテルと彼女のホテルが共有してるワインセラーからの選択なので、持ち込みは通常、メニュー価格の40%を徴収するけど、それはオマケしてあげたそうだ。

そのお客が帰った後、友人が80万円のワインの空ボトルを持って来たので、「欲しい!」というと、「ダメ!私が持って帰る!」と却下されました。
せめて香りだけでも、とクンクンしてみると、なーんとも言えない深い香り。 多分、ワイン樽の木の香りと、なんちゅうかベリー系のフルーティな香りがミックスした、なんとも言えない素晴らしい香りでございました。

私が飲んでた、これ以上安いワインは無いという1万円のワインとは全く!別モノですね。
まあ、いい経験をさせて頂きました(^^)
80万円のワイン、ネットで調べたら(日本の)25万円程度でした。25万円でも、高いよねえ(笑)
[PR]
by almarai | 2007-09-12 20:34 | 修行日記

9月といえば、断食ラマダンがはじまるぞう!

9月になってしまったではないか!ついさっき!夏になったと思ったら、もう9月。
この辺は、気温的に暑い盛りは8月、しかし、湿度が100%に近くなるのが9月で、体感的には一番蒸し暑い、と言われている。
気温44℃で湿度が100%近いと、外に出た途端、「むわーーーん」と熱気に包まれる感じがする。蒸し器に入った「蒸し餃子」みたいな気分?あっちち!ってな感じですわ。

そして、9月13日から今年のラマダンが開始されるらしい。この辺でも近代化してきたと見えて、今日の新聞には、「科学的に分析すると新月は13日なので、ラマダンはその日から!でも、『お月見委員会』は前日の三日月を見てみないと、なんとも言えないね!」とコメントしたとか。 ま、いいけど(笑)

ラマダン。毎年来るのであるが、なんというか、やはり一大行事なので、信者でない私ですら、『ラマダン』に季節を感じるのである。 ああ、また1年経ったかー、と。
別に断食しないけど、それなりに異教徒にも厳しく断食のオキテが申し渡される。

・日の出から日没まで、公共の場での飲食、喫煙の禁止
・期間中、ライブ音楽、舞踏の禁止
・期間中、その他の宗教的行事のプラクティス禁止(公共の場で)

と、まあ、こんな具合です。
銀行や政府機関は就業時間が短縮され、飲食店は日中は営業していないので、飲食しようにも、食べる場所が無いという具合。
この辺では、夜な夜な大宴会が繰り広げられ、人々は日中、寝てるのが一番、との事で、日中の活動は大変に鈍るのであった。

でも、会社もランチタイムなしの6時間勤務なので、早く帰れていいけどさ!

ラマダン始ったら、ヨガに復帰しようかなーと、ふと、思うのであった。
[PR]
by almarai | 2007-09-04 22:25 | 修行日記