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老眼鏡をたくさん持って、いざ!カトマンズ!

実に海外に出るのは3年ぶり??
スコットランド以来、飛行機に乗るワタクシ。仕事を終え、家に帰ってパッキング。今回は小さめのスーツケースにしようかとパッキング開始したものの、やっぱりデカイのにしよう、とスーツケースを引っ張り出してみたら・・・・暗証番号を忘れた!(爆)

ネットで検索しても、これといった適切な回答は無い。あせるあせるあせる!!うわーーー。
でも、待てよ、サムソナイト、もう1個あったじゃん、鍵つきのヤツ、ってことで、一件落着。

ほっ。

今、午後10時。フライトは午前3時なので、12時に家を出れば余裕。免税店で何か買って、パブでビールでも飲もう。

先日、ネパール旅行から戻ったばかりの友人に会いに行った。物凄く美形のマナロ君。でもゲイ(爆)
私が前回ネパールに行ったのは、もう4年も前。今は結婚したSが独身で、一緒に行くはずだったんだよなあ(笑)

マナロのネパール話を写真見ながら聞いていた。凄くイイ話があった。
一人旅のマナロ、カトマンズ郊外をウロウロしていたら、欧米人の2人の女性に遭遇。なんか小汚いチビッコに囲まれていたので、ベガーにまとわりつかれて困惑してるのかと思い声をかけたそうだ。
そしたら、自分達はボランティアで孤児院の世話をしていると。まとわりついていたのは、孤児院で暮らす15人の子供達、だったそうだ。

その孤児院は100%、善意の寄付で運営されているが、経営難で、今日の食べ物はあるが、明日の分はもう無いそうで、途方に暮れている、と。
マナロは子供達の写真を嬉しそうに見せてくれた。女児のワンピース着てる子供がいたが、実は男の子だと。着る物が無いから仕方が無いのだ、と。
そして暗い表情の女の子は12歳で、9歳から強制的に売春させられ、最近、孤児院に救出されたと。女の子は一度も笑わないし、男性のマナロを物凄く警戒していたそうだ。

私はその女の子の12歳とは思えない怒りの表情に、深いものを感じずにはいられなかった。

マナロは翌日、孤児院を訪問し、子供達と一緒に市場に出かけ、15人が15日間食べられるほどの食材を購入したそうだ。米、小麦粉、インスタントスープ、缶詰ETC、、、しめて80ドル、だったそうだ。

そして1日を子供達と過ごしたそうだ。写真を指差しながら、一番なついてくれた男の子を、いつかこの国に招待したい、と話していた。
カトマンズを離れてからも、定期的に洋服や食材を送付している、と。
一緒にいた友人と盛り上がって、7月に行く、という話になった。

マナロいわく、自分は世界を救えない、でも15人の子供達の食べるものくらいなら、なんとか出来そうな気がするんだ、と。
そして、人助けができる自分を嬉しく思えるし、そういう機会を与えてくれた孤児院の子供達に、とても感謝しているんだ、と。

私はなんか、とても感動した、のである。

かといって私はその孤児院を訪問はしないが(笑)
ネパールって、なんかそういう「わーお」的な寓話に満ちている気がする。

4年前と比較して、今回はマナロに借りたロンリープラネットもあるし、まだ読んでないけど(笑)、老眼が激しく進行し、めがねなしでは何も読めないので、老眼鏡をたくさん準備。壊れたら一大事だもの(笑)

今回はポカラにも行かず、カトマンズ近郊でのんびりする予定。
そういえば、数週間前、4年ぶりに、前回、山に行った際にガイドをしてくれたシンビからメールが来ていた。奇遇である。
先日、29日にカトマンズに着くよ!とメールしたら、是非あいたいと返事が来た。楽しみだ。

明日、午前9時くらいに着くので、ホテルにチェックインしたら、モンキーテンプルに行こう!前回は2日とも朝が早すぎて、名物の占い師がいなかったのである(爆)
ガイドのシンビにも、占い師を紹介してくれるようにリクエストした(笑)だって好きなんだもん。

大好きなモモもたくさん食べたい!
あー、あと1時間したら空港へ。空港まで15分。これ、ほんとに便利です。
by almarai | 2009-04-28 03:49 | 修行日記
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