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私のソウルメイト!それは愛しのジミー!

今週はゲストが来ていたり、何だりかんだりでヨガは小休止。
ゲストも今夜カナダへ帰るので、明日から、またヨガ&魔術ライフ(?)が再開です。

週末、ゲストのJさんを連れて、昔の友人宅を訪問。
Jさん夫妻、私と旧パートナー、そしてこのフランス人夫妻は、かつて同じコンドミニアムに
住む「仲良し」だったんである。
年齢は近かったけど、職業も国籍も、悩み事も(笑)みんな違ったけど、非常に仲良くして
いて、3組のカップルを中心に、その友達や知り合いを呼んで、毎週、週末はパーティを
していたものだ。

フランス人夫妻宅には、今年9歳になる、ジャイアント・シュナウツアーの「ジミーちゃん」
がいる。ジミーは血統書犬で、ちゃんとヘアカットすれば、凛々しいシュナウツアーの
はずなんだけど、友人がレイジーで、自分で適当に「丸刈り」を施しているのであった。
このジミーちゃんは、友人宅に属しているけど、ケンネルに買いに行く段階から一緒で、
当時専業主婦をしていた(爆)私は、毎日、階下の友人宅へジミーに会いに行ったもの
である。

私は極端な性格なので(笑)、優先順位が1個しかないのである。今、ヨガ以外に何も
する気が起きないように、当時は、ジミーちゃんに会うのに忙しく、他の事は何もできな
かったし、誰にも会わなかったのであった。
友人宅で、日々、ジミーちゃんの「しつけ」に多忙を極めたのである(笑)

私は犬好きだけど、ジミーちゃんは別格。子犬の頃は、当然、小さくて、当時、ボルボの
セダンに乗ってたのだけど、その後部座席と窓の間の狭いスペースがジミーちゃんの
指定席で、海へ行くときは、いつもそこに座っていた・・・3週間くらい。
巨大犬ジミーちゃんは、あれよあれよという間に成長してしまったのである。
友人宅には、子犬のジミーが、車の後部座席のうしろに鎮座する写真が残っており、
その、あまりの可愛らしさに目頭が熱くなるのであった(笑)

友人J宅には、ポメラニアン雑種の白いふわふわ毛並みの犬「ふら太郎」がいた。
小型犬のふら太郎は当時2歳。動くもの何にでも吠えるので、アホ犬と呼ばれていたが、
ジミーが子犬というのは分かるらしく、吠えも攻撃もせず、友好関係を保っていたので
あった。両方ともオスだったけど。
3ヶ月くらいのジミーはふら太郎とサイズがほぼ同じで、真っ白いふら太郎、真っ黒の
ジミーが映ってる写真は、何とも言えない美しさであった。

そんなジミーちゃんも今は50Kg近い巨犬に成長。大型犬は寿命が短いそうで、ジミー
もそろそろ白内障になってきたそうだ。

写真アルバムを見せながら、友人がつぶやいた。
「It was good old days。 Never comes back again。。。」

アルバムの中には、たくさんのジミーの写真と、何かのパーティでいつものメンバーで
ダイニングを囲んでいる写真が何枚かあった。
今はカナダで双子の父親になったケチと評判だったマイケル。
今は日本で英語教師をしている才媛Tさん。彼女はフランス語が堪能で、フランス人友人
曰く「目を閉じて聞いたら、絶対フランス人が話してると誰でも思うだろう。」と絶賛していた。
今は日本で結婚しておじさん化してるTB氏。
今はドイツでバリバリ事業に成功してるS氏。
フランス人夫妻、Jさん夫妻、ふら太郎、ジミー、私の前のパートナー・・・・。懐かしい笑顔。
懐かしい日々の記憶が蘇る。
違うバックグラウンド、職業、etc、、でも、地位や名前やそういうのは全然関係なく、
「ただ友達」でいた日々。不思議とみんな子供がいなかった、という共通点があったなあ。
競争もなく、駆け引きもなく、嫉妬もなく、ただただ、同じ時間を共有していた日々。

あれから8年。J夫妻はカナダに移民し、私はパートナーと別れ、フランス人夫妻はこの土地の
端っこの方に引っ越した。
J夫妻がカナダに越した後も、私とパートナーはフランス人夫妻と毎週のように週末会っていたが、それも
私とパートナーが別れた後、自然消滅してしまった。

今の私の現状は、「古きよき時代」とは全く別世界である。顔ぶれも全然違う。私の関心事も
全然違う。
私自身も、多分、全く変ったと思う。
私はそれもいいなと思う。今の私も好きである。あの当時の、ゆったりとした、平和な日々も
それはそれで楽しかったけど。

さて、ジミーちゃん。
彼は私のソウルメイトである。子犬の頃から、お互い目を見詰め合うだけで、何か通じるもの
があるような気がしていた。今でもそうだ。
ここ2年くらい会わなかったけど、飼い主である友人の夢は見なくても、真っ黒なジミーちゃん
は時折私の夢に登場していたくらいだ。
ジミーも「古き良き時代」を、あどけない子犬として、人々の愛情を一心に浴びて私達と一緒
に過ごしたのである。

友人の写真アルバムは当然私が撮影したので(笑)私の写真は一枚も無かった。何だか
不思議な気がした。

これがジミーちゃん。暑いので家の中で暮らしてるのであった。



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by almarai | 2005-05-08 16:57 | 雑感-できごと
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