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そうだ、ベン先生にメールを出そう!!

昨夜はラブリーな誕生日を過ごさせて頂きました。親愛なる友人に感謝!!

ドンぺリなどで乾杯し、ワインはフランス産の名前忘れたけど(笑)美味しいスペシャルなワインでございました。
メインコースはいつものように、テンダーロインステーキですが、私は朝から何も食べていなかったため、空腹で、つい、「500グラム」を頼んでしまいました!(爆)

「ええ?私もいまだかつて、500グラムなんか食べた事ないわよ!」なーーんて友人に言われる始末(笑)  普段は玄米と素朴な野菜を食べてるのですがねえ。
基本はベジタリアン、というか外食では何でも食べるけど、家ではベジタリアン。ヨガに忙しい私はあまり外に食事に行く事も無いので、肉を食べるのはマレなんですがねえ(笑)
ま、誕生日だし、肉食を軽蔑してるわけでも何でも無いので、特に罪悪感も感じない。500グラム、全部食べましたが、別に体調が崩れる事もありません。

シャンパンからワインに移った後に、友人の顧客から友人にシャンペンが1本、プレゼントされました。ドンペリじゃないヤツ。花の模様のアレね(笑) 非常に高額なシャンペンです。
が、私はシャンペンでとても悪酔いするので、乾杯だけにしました。運転しない&誰かの家だったら、美味しく頂いたんだけどなあ~(笑)

私は誕生日記念に、スコットランドに住む彼にクリスマスギフトを送った。
航空郵便で送ったのだけど、郵便局へ箱を買いに行った時に担当のローカル(ここの国民って事です)が、すんごく感じ悪かったので(笑)、ミディアムサイズの箱だったけど、予想以上に大きすぎ!と思ったけど、触らぬ神にタタリ無し!(笑)で、そのまま買ってしまった。

でかい箱!
最初は冬用の外出ジャケットとセーターだけ送る予定だったけど、箱が大きいため、いろんなもんを詰め込んでしまいました(笑)
きっと、驚くでしょう!
そして、ちょうどパウロ・コエーリョの新刊も読み終わったので箱に入れました。スコットランドで撮った素晴らしい写真も、写真タテに入れて箱に入れました^^。二人で写ってるやつ(笑)
聞けば2週間でUKに着くそうですから、12月半ばには彼の手元に届くでしょう。
それまで何も言わずに驚かそうと思うのです^^ 楽しみ♪



◆さてヨガの話題◆

アレックス先生になって2ヶ月が過ぎた。
以前のベン先生と違って、「ゆるい」「適当」「いい加減」「やる気あんのか!」(笑)等の疑問が私の頭の中を渦巻いていた。
声がボソボソ(読経ヨガ)、レッスン中に生徒と雑談をする(笑)し、生徒が何をしてもほったらかし。

ベン先生は体育会の人なので、その辺はとても厳しかった。大きな声でビシビシっと指導するので、ベン先生のクラスは「しーーーーん」として、ポーズとポーズの間に手をみだりに動かしても、ベン先生は注意していた。
汗を拭くのも注意していた。そういうのに惑わされるな、と。 私も何度もタオルを取り上げられた事がある。
私はクセでいつも下を向いていたが、それも注意された。
ビクラムは鏡の自分を見てするヨガ(爆)なので、最初、私は自分自身を凝視できなくて(爆)いつも床を見つめていたのである(笑)
ベン先生は、生徒が慣れてくると、先生のインストラクションを聞かずに、勝手に次の動きをするケースが多いが、それも注意していた(笑)

って、いちいち注意ばかりで、なんかツマンナイような感じがするけど、実際、教室でベン先生に指導されると、注意されている感じとはまた違うのだ。
確かに先生の言う通りにすると、集中度が上がるし、ヨガが深くなるような気がした。

ベン先生の厳しいけど愛のこもった指導!(笑) それは誰しも感じたと思う。だから、ベン先生のいた頃は、生徒数が凄くて、入りきれない事も何度もあったし、夕方6時、8時のクラスともいつも満員状態だったのである。
生徒数の急激な増加が、ベン先生の指導によるものかどうかは定かでは無いが、ベン先生去って2ヶ月、ヨガ教室はすっかり静かになってしまったのである(笑)
半分以下に生徒数が減ってる感じがする。

私はベン先生が居た10ヶ月あまりの間に、2回ほど質問した事がある。
クラスの「騒音」に関して、である。ベン先生は禅僧のようなとこがあって(笑) 音を騒音と受け取ってイラつく私のマインドにアドバイスしてくれた。
いわく、「ゆっくり歩いてはどうか?」と。

私にとっては画期的なアドバイスであった。
どこか完璧主義の傾向があって、かなり自己批判の傾向の強い自分を、なんか正面から見据える事が出来たような気がした。
私のいわゆる「不幸」や、フラストレーションの原因は、ここであるな、と思った。

俎上に上げた問題は、いつか氷解していく。
俎上に上げない問題は、水面下でカタチを変えては、「わたし」に多大な影響を与える。

ベン先生のアドバイスの後、信じられない事にあれほど「騒音」を出していた、私をイライラさせていた生徒がピタリと静かにかった(笑) 静かになったのか、私が「騒音」と認識しなくなったのかは定かでは無い。
が、私はかくして騒音問題からあっけなく解放されたのである。

そんなベン先生の後に来たアレックス。
ベン先生みたいな「強い指導」を一切しない。インストラクションも適当(笑) 生徒が勝手に何かしてても何も言わない。
レッスン中、生徒同士がおしゃべりしていれば、仲間に入る(爆)といった具合。
昨日は初心者、というか初めての男性が来ていたが、アレックスは何も言わない。
ベン先生は、一番最初の生徒には、最初の呼吸法だけは必ず教えていた。そして、鏡の自分をみてポーズをチェックする事、ポーズは他の生徒を真似る事、続けられなくなったら教室を出ずに、マットの上で横になる事、を必ず指導していた。
ベン先生のクラスでは、ベン先生が引っ張るタイプなので、初心者もいつのまにかヨガをしているという感じで、横になって休む人は多くなかった。

アレックスは何も言わない(笑) それがアレックス流なのか?
その初心者の男性は、何も知らず、自分で好き勝手に動いていた(爆) 首なんかブンブン振ってみたり(笑) まるで、瞑想集団に迷い込んだおサルのようであった(爆)

以前の私なら、ココで集中の糸がプッツン!と切れていたと思う。
アレックスは少し前に、生徒とだらだら喋っていて、私はとても気分が悪かった事がある。よっぽど、コンプレインしようかと思った。
そのレッスンが終わった後に、以前からずっとヨガ教室に来てる美人な英国人に、何気に感想を聞いたら、「アレックスのレッスンはラクで良い。私は好きだわ。」という予想外の答えが返ってきて(笑)、私はコンプレインを取りやめたのだ。

「アレックスのココがいけない!悪い!」

と決め付ける私の意識に、「こうこう、しかじかでなればならない」という思い込みが潜んでいたのだ。そしてソレは私のエゴ以外の何者でも無い。
私は何かの大義名分を見つけて、私の好きなタイプのヨガ-ベン先生の厳しい指導みたいな-のをゲットしたかっただけに過ぎないのだ、と気が付いたのだ。
ベン先生の指導は素晴らしかったが、一方で、私はそのベン先生の指導に執着していたのである。

もう何年もヨガをしてきて、ビクラムは毎回同じポーズで同じシークエンス。私は1年以上も、ほぼ毎日同じ事をしている。
同じインストラクションをずっと聞いている。
いまさら、イントラがどうの、ってレベルじゃないだろう,自分、と思った。

アレックスが何であれ、私は私のためにヨガをしているのだ。
好きだからヨガの優先順位を高くして、ヨガにエネルギーと時間を費やしているのだ。
周りでおしゃべりの花が咲いても、
サルみたいに落ち着きなく動き回る人がいても、
私は私のヨガをすればいいだけの事、なのである。
私のためにすればいいのである。

そう思ったら、親愛なるベン先生は当然として、アレックスの登場とそのヨガの指導法で、私は新たな視点を発見できたので、アレックスも、素晴らしい先生なのかな(あれでも・爆)とか、思ってしまいました(笑)

このお喋りアレックスは、レッスン中に「Almarai、素晴らしいねえ!そうそう、ベンからメールが来たよ。ベンは毎回メールで必ず君の事を聞いてくるよ。君はベンのフェバリットなんだね!」とか話し掛けてきた(笑)
私は「うさぎのポーズ」で上体を屈折させて額が床の状態だったので、言葉も出ませんでした(笑)
ま、でも、ベン先生が私を好きなのは(笑)知ってたもん!
好きってか、私はとても熱心でマジメな生徒だったので、印象が強いのでしょう。



という事で、私はこの一連の出来事、アレックスも立派な師であると思えるようになった事、そしてその全ての出来事は、ベン先生からの「ゆっくり歩きなさい」という至言から始まった事を伝えよう、と思ったのだ。
そんな素晴らしい経験を与えてくれたベン先生に出会えた事は、人生においてかけがえのない財産だと思う、と。


余談だが、スコットランド風景のデジカメ画像を印画紙にプリントアウトした際に、同じメモリに入ってたベン先生と私のツーショット(送別会でとったもの)もプリントアウトした。
友人に「これがベン先生なんだよ。」と見せると、みんな  「わーーーーお!すんごいハンサム!」と絶賛いたします!!
美形で禅僧のような意識を持ち、オーストラリアの水泳競技の世界で鍛えた素晴らしい肉体をお持ちのベン先生!!
また会えたらいいなあ^^
by almarai | 2006-11-28 18:08 | 修行日記
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