ベン先生の指し示した「ヨガ道」に感激!!

昨夜、「ああ、これがヨガなのね!」と思う出来事に遭遇した。うれしかった。

夜のヨガクラスに参加した。
隣に陣取ったた姉ちゃんが、ガハー、ガハーと呼吸がうるさくて、神経質な私は集中が切れそうになった。姉ちゃんは、ポーズが終わるたびに声を出して「あっはあああー」「ひゅうー」なんて言いやがって(笑)
「ビクラムは鼻呼吸だよ。そんなにガハガハ口呼吸すると、エナジー漏れちゃうよ。」と言ってやろうか、とか、イロイロ考えながらヨガをしていた。

私はヨガの最中、どうも「音」に敏感になるようだ。最近、私のヨガ道に小さなブレイクスルーが起きたけど、「音」への抵抗は、以前と同じかも知れない。視覚からの刺激に関しては、随分と柔軟になった。
ビクラムは鏡で自分の姿勢を確認しながら進めるヨガ。 教室の全面、側面は鏡張りなのである。以前、気持ちが集中していない頃(笑)は、教室の人物観察をヨガをしながらしていた(笑) 鏡に映る人を何気に見ていたのである。
が、最近は目の前の鏡に映る自分自身さえ「見えていない」状態になった。当然、隣の人の姿も視界に入らない。不思議だ。でも「音」は、静寂をぶち壊して、私の集中を破壊する。

ヨガをしてる間、なんかその状態そのものになって、意識が飛ぶ感じ?聴覚はかなり強く意識に左右するらしく、イントラのリードを淡々と聞いているのだが、まるで私がヨガしてるのではなく、イントラの「言葉」がカラダを動かしているような状態、なんである。 私のカラダであって、私カラダではない状態(笑)


少し前、無口で静かな私(爆)は、珍しくベン先生に「苦情」を訴えた。朝のクラスに来るオバサン生徒の呼吸音がうるさいのである。そのオバサンは大昔に流行ったエアロビの呼吸をするんである。そのオバサンの呼吸音が、シュー、シューという音が静かな教室に大音響で響き渡るのだ。
ある日、私のイライラは頂点に達し、その騒音をかき消すために、自分も騒音を出す、という暴挙に及んだのである(恥)

オバサンは鼻呼吸してるけど、ノドが猫みたいにゴロゴロゴローって音がする。 
そんなんをベン先生に訴えたところで、何の解決策も無い。「あなたが回りの騒音に心を奪われてるだけです。心を騒音から取り戻しなさい。」なんていわれるのが関の山(笑)
分ってるけど、それが、できないんだようー(涙) って感じ。 

その後、ベン先生は何も言ってこなかったし、オバサン生徒には時々会うけど、なぜか、以前ほど気にならなくなっていた。

そして、昨夜。ヨガを終えて、シャワーを浴びて、スッキリ爽やかな気分でヨガ教室を出ようとしたら、受け付けに座っていたベン先生に突然、呼び止められる。

ベン先生 「ねえ、歩いてる入ってくるとき、もっとゆっくり歩いて、ハローとか言ってみたら?」

私     「???????」

ベン先生 「君はいつもサササーっと入ってきて、帰る時も疾走の如く去ってしまうよね。」

私     「???????」

ベン先生 「いや、教室に入ってくるとき、と出て行く時。意識してゆっくり歩いてみたら?リラックスできると思う。」

私     「???????」

ベン先生 「ほら、2週間前に君が言ってたじゃない。呼吸のウルサイ人がいて集中できないけど、どうしたらいいか、って。僕、ずっとずっと考えていたんだ。」

私     「!!!!」

ベン先生 「君は礼儀正しいし、嫌な印象を与えてはいないけど、いつも急いでるから。ゆっくり、ね。」

私     「私は、静かな人間だし。それに、特別フレンドリーでもオープンでも無いの。普通にしてるんだけどなあ。。。」

ベン先生 「いや、別に今が悪いわけじゃないよ。これがね、僕が2週間考え続けた答え、だから言っておこうと思って。」


ヨガの先生に「生徒に呼吸のウルサイ人がいて、ヨガに集中できません。」と愚痴ったら、先生はずっと考えて解決策を提示。それが、「もっとゆっくり歩いてみたら?」というアドバイス。
もの凄く意味不明というか、脈絡が無いというか、関係ないように思えるけど、私的にはもの凄く「腑に落ちた。」答えであった。
どれくらい腑に落ちたかというと、締まってた鋼鉄製の背のたかーーーい大きなドアがパーっと開いて、眼前に美しく手入れの行き届いた庭園が現れた、そんな感じ。
そして、「これが、ヨガ!」という気がシミジミしたのであった。

ゆっくり歩く事。これが人生を変えるカギなのである。多分ね。
ゆっくり歩く事で、視点も変わって、見える世界が変化するだろう。
確かに私は「いつも何かしている」「急いでいる」のである(笑) トロトロしてるのが大嫌い(笑) 当然、歩くのも速いです。
先日、日本から遊びに来た家族が、トロトロ歩くので、非常にイライラしました(爆)
いつもセカセカしてる私は、多分、見逃したり、聞き逃したりしてるのも沢山あるんだろうな、なんて思った。

しかし、人さまから「ゆっくりしたら?」といわれた事は、なぜか無い。どっちかというと寡黙だし(笑)会話してる時は、なんとなくユッタリとしてるけど、「行為」と「行為」の間って、やはりセカセカしているのだ(笑)
家でソファに座って読書をしている、と、ふと、何かが目に止まったり、何かする事を思いついて、セカセカセカと動き回っている(笑) 確かに、リラックスなんかあまりしてない日常なんである。
ゆっくり歩く、がリラックスに繋がるとは、思いもよらなかった。リラックスの仕方、をガンガン本で読んで知識を詰め込んでいただけ(爆)

私のヨガは、ずーっとストレッチ体操だったけど(爆)、苦節4年を経て、ヨガが「わたし、宇宙、生きる事」に変化した。 何で教室に通い続けるのかも、実は良く分からない(笑) 上達したいとは思うけど、上達しないからといって焦りもしないし、進歩が無いといっても自己嫌悪にも陥らず、それでいて、ヨガは私の優先順位第一位の座を保ったまま。ヨガの合間に会社に行ったり、人に会ったりしている感じ(笑)
なんでヨガをしているのだろう?いつまで続けるのだろう?と疑問がよぎることもあるけど、ま、「いま」ヨガが好きだから、それを味わい尽くせば、それでいいんじゃないかと思っている。

そして、多分、「ゆっくり歩く事」が、私の人生の大きなターニングポイントになるのであろう。
ベン先生!!素晴らしい回答を、ほんとうにありがとう。
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by almarai | 2006-08-29 17:26 | ヨガ-私の祈り
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