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見えた?私の天職!

今年も残り半分。早いものです。ヨガを継続しながら、シンプルな毎日を送っているけど、これ、結構気分がいいものである。
シンプルな毎日を送らねばならない理由があって、それは私の貧困度合いに由来しているのである(爆) 貧困かあ~(笑) あまりそういう自覚は無いが、冷静に分析してみれば、そういう事になる。

ヨガはとても好きだ。好きと言うか、ヨガ以上に満足する事が、今のところ見つかっていない。そして全然飽きない。
経済的な問題、というか予算の問題で、興味があることを全て試してみるような状況にはいない。ので、当然、優先順位をつけて、生活する事になる。 ホントに好きな事、やりたい事に特化して集中できれば、多少、贅沢ができなくても、案外、ココロは豊かでいられる。

ヨガのレッスンを終えて教室から出てくる。レセプションには「りんご」が置いてあって、レッスン終えた人は、このりんごを齧りながら帰っていく。
汗を沢山流してシャワーですっきりした後の、冷えたりんごはとても美味しい。こんな美味しいりんごは、多分、他に無いであろう。美味しいりんごも、ヨガとワンセット、である。
ヨガなしで、この美味しいりんごにはありつけない。お金で買えない貴重品、である(笑)

お金は無いけど、そういう「ヨロコビ」が、生活の中に随分増えたなと感じる。アマノジャクな私のエゴが「そら、ビンボーな自分への慰めだろう^^」と皮肉を言うが(笑)、それでも、いいじゃない。
ハッピーだと自分が感じれば。

さて、ここでまとめておこう!モノゴトは中庸であり、良くも悪くも無い。レッスンとして淡々と取り扱っていけばいいのだな、という事を、貧困の中で(爆)、諦めるしかない日常で、私は学んだのである。

【貧困によってもたらされた恩恵(笑)】

食生活のシンプル化、日本食への回帰、ベジタリアン度の深化

家には日本から持ってきてもらった乾物がゴッソリとある(笑)しかも、「ひじき」「切干大根」「高野豆腐」「わかめ」に特化してある。
一時、雑穀ご飯に挑戦しようと思い立ち、韓国スーパーで「押し麦」を買い占めたりもして、在庫がイッパイ!
私は当地では日本食へのコダワリは全然無い。けど、この乾物の処分と貧困が結びついて(笑)、外食なんかせずに、マメに料理をするようになったのである。 日本食以外の保存食ってあまり知らないしで、日本食、なんである。

今は白米は家に置いてない。小麦粉製品も最小限度に押さえている。
乾物を消費するにあたって、野菜と一緒に煮るというメニュが基本。野菜も高くないので、食料費がとても安くなった。

師匠がフランスから6ヶ月毎に来るが、そのたびに「和食系ベジタリアン」の御馳走を作っておもてなししている。これが大好評。 
ネットで仕入れた情報を適当にホラ話にして(笑)能書きを垂れています(爆)

ヨガを熱心にしてるせいか、なんかカラダというものへの意識が高まって、ツマンナイもの食べてカラダを汚染させたくないな、と思うのです。
もともと、ジャンクフードは食べないし、ソフトドリンクも飲まない、肉食も滅多にしない食生活だったので、シンプルなベジタリアンへの移行はとても簡単でした。

そして、昨年から親しくなった専業主婦の知人。彼女は母親でもあるので、ことさら食養には関心ある様子。たまに訪問して、一緒に野菜料理なんか作って「おいしいわねー。」とヨロコビに浸っている。
私はこの知人からモロヘイヤを伝授されたのである(笑) ありがたい事です。

以前に、師匠のワークショップで見かけた「もの凄いハンサム」D氏がレストラン関係の人だそうで。
彼は母親がフランス人、父親がアルゼンチン人だそうだが、もう、カッコイイ!!!すんごい美形!!美しいだけでなく、なんか品性が良い!!でも、やっぱりというか「ゲイ」(爆)

私は貧困のため(笑)、昔していた色んな事を止めた。残ったのはヨガと料理、である。料理もベジタリアンに特化してきた。

先日、友人宅で「ワカメの中華風」を作って一緒に食していた。ま、フツウのワカメなんだけどさ(笑)友人は絶賛。
「あなた、やはり、これをビジネスにしていくといいわよ。D氏も景気が良くなったから、あなたを紹介するタイミングね。」

色んな事に首を突っ込んでみて、自分がすきなのは「料理」という事が良くわかった。たいして儲からなくても、私が作った料理を美味しいと食べてくれる人がいるなら、ウレシイかも知れないな。

ビジネスとして成立るのか、この先どうなるか、分らない。
けど、貧困を脱出するために、製図のバイトしないか、とか、翻訳は?とか、いろいろ言われてきたけど、全然やる気が起きなかった。料理なら、コンセプトによっては面白いかも?と思ったりする。
しかし、貧困、といっても、私の場合、食べるものと屋根は基本的にあるので(笑)嫌な事はとりあぜずせずに済んだのであった。

どういう貧困かというと・・・・?なんだろう(笑) 家が買えないとか?(笑)
貧困生活が長期にわたったため、諦めが身に付いて、物質への関心や欲望が全く無くなってしまった(笑) 全く、って事はないか。執着が無くなった、が正しいかな?
欲しい「もの」って無いなあ~。行ってみたい場所ならあるけど。

掃除をしてて思った。
結局のところ、「手に入れた」ものは、入手した時点で「自分のものにした」という役目を終えている。その後、それが役に立つ立たないは、別。
役目を終えた物質は、静かに手放すが吉、である。

そして、少し進化すると、「自分のもの」という所有欲そのものを手放せるのである、多分。
自分のもの、他人のものという「分離感」を減らせるのかな、なんて思う。所有欲なんかもエゴの化身だと思うので、こういうのは無いとスッキリして心地良い。
逆に囚われると、その向こうの世界に辿り着けない。 私はそこに行きたいから、そういうエゴは喜んで捨てようと思っている。

その向こうの世界。 貧困が教えてくれた世界(爆) 
by almarai | 2006-06-12 17:57 | 修行日記
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